
【四日市】三重県の森智広四日市市長は25日、市役所で総合建設業・建物管理業「船谷ホールディングス」(伊勢市村松町)の船谷哲司社長と同市日永東一丁目の中央緑地への飲食店などの整備で協定を結んだ。
来年開催予定の国体会場となる中央緑地の新たな魅力づくりとして、飲食店や憩いの場を提供するため、県内で初めてPark―PFI(民間資金活用による社会資本整備)を活用した。来春オープン予定。
同社は、日常の余暇をリラックスして過ごせるカフェ▽非日常が体験できるイタリアンレストラン▽子育てママ・パパの心の健康と子どもの一時預かりを行うカフェ―を配置する公園施設を提案し、選定された。
船谷社長は「地域に愛される場に、また四日市を訪れる人にもすてきな場になれば」と意気込んだ。
森市長は「新しく生まれ変わる中央緑地の魅力が民間の力でさらに高まり、市内外から集まっていただける、わくわくする場になればと期待している」と語った。