鳥羽水族館 セイウチの赤ちゃん誕生 授乳確認できず人口保育に 三重

【母親のクウ(右)と見つめ合うセイウチの赤ちゃん(鳥羽水族館提供)】

【鳥羽】鳥羽水族館(三重県鳥羽市鳥羽三丁目)は25日、オスのセイウチの赤ちゃんが誕生したと発表した。同館での出産は3例目で、過去2回にわたり成長前に死亡していることから、慎重に成育を見守っている。

同館によると、今月20日午後2時ごろ、母親のクウ(推定15歳)の陣痛が始まり、飼育担当者が見守る中で同午後7時55分ごろに無事誕生した。出産時の体長約110センチ、体重約52キロで父親はポウ(推定15歳)という。

出産後も授乳が確認されなかったため、現在は飼育スペースで人工哺育に切り替えて飼育担当者が成育を見守っている。一般公開は未定だが、館内「人魚の海」コーナーで録画映像を放映する予定という。

同館でのセイウチは4頭目。出産を見守った飼育担当者は「赤ちゃんが健康な状態で生まれたことはほっとしている。人工哺育でまだまだ気は抜けないが、成育を間近で見守りたい」と話している。