桑名署にツバメの巣 ひなが4羽、署長見守る 三重

【親ツバメが巣に餌を運び、口を大きく開けるひなたち=桑名署で】

【桑名】三重県の桑名署の署長室の外壁に、ツバメの巣が4つあり、うち一つの巣でひなが4羽かえった。親ツバメが餌を運ぶとくちばしを大きく開き、セミのような声を出して喜ぶ。動物好きの永井宏明署長は「巣立つまであと1、2週間かな」と優しく見守っている。

永井署長によると、親ツバメが10日ほど卵を温め、ひなは18日ごろにふ化したという。親ツバメは46時中、餌のトンボを探しに飛び回っている。そのかいもあってか、ひなは数日でみるみる大きくなり、巣から顔をのぞかせるようになった。

公務の合間を縫い、巣の様子を見守る永井署長。窓を開けると親ツバメが警戒し、巣に飛んで来るという。「子を思う親の気持ちが感じられ『人間も見習わなくては』と考えさせられる。巣立ちはさびしくもあるが、別の巣に新たなツバメが来そう」と目を細めて語った。