不適切書き込み通報アプリ 児童生徒に利用呼び掛け 三重県教育長会見

【不適切な書き込みを通報できるアプリ=三重県庁で】

木平芳定三重県教育長は23日の定例記者会見で、SNS(会員制交流サイト)上にある不適切な書き込みの通報を受けるアプリ「ネットみえ~る」の利用を始めたと発表した。児童や生徒に利用を呼び掛ける。

不適な書き込みの被害を防ぐために導入。県教委はインターネットの書き込みをパトロールしているが、外部からは閲覧できない書き込みは把握することが難しく、SNSの閲覧者に協力を求めることにした。

不適切な書き込みを画像でアプリにアップロードした上で、被害の内容や通報者の連絡先などと共に送信する。県教委は寄せられた画像や情報を元に、書き込みの削除や被害者のケアなどを進める方針。

本年度当初予算案の編成で初めて導入した県民参加型予算(みんつく予算)で選ばれたインターネットトラブル防止事業の一環。併せて、アプリを活用したパトロールに協力する県内の大学生も募集する。

木平教育長は「外部から見えない書き込みの発見は難しく、アプリの効果に期待している。不適切な投稿を見つけた方にアプリを活用してもらい、1人でも被害を受けることがないようにしたい」と述べた。

アプリの利用は無料。県教委のホームページにある専用のQRコードをスマートフォンなどで読み取って利用する。問い合わせは県教委事務局生徒指導課=電話059(224)2332=へ。