志摩マリンランドが50周年 記念の生き物展や写真展 三重

【志摩マリンランドの50年を振り返る写真展を紹介する杉山さん=志摩市阿児町神明の同館で】

【志摩】三重県志摩市阿児町神明の水族館「志摩マリンランド」で、開館50周年記念の特別展「縁起の良い生きものたち」と写真展「志摩マリンランドの50年を振り返る」が開かれている。11月23日まで。

同館は昭和45年3月18日に開館。マンボウの泳ぐ水族館として親しまれ、現在は約450種の生き物を飼育する。同63年に世界で初めてパラオオウムガイの飼育下繁殖に成功。国内初となるミズダコやヘコアユなどの繁殖にも成功し、日本動物園水族館協会が授与する繁殖賞を受賞した。国の天然記念物「ネコギギ」の保護繁殖にも市と協力して取り組んでいる。

特別展には、縁起物として知られる伊勢エビやマダイ、おめでたい体の色を持つ紅白ソードテール、出世魚のボラ、地方名に七福神の名が付くエビスウオなど22種、約120点を展示した。

同時開催の写真展では、来館者やスタッフから募集した「志摩マリンランドとの思い出」の写真やコメントのほか、開館から現在までの歴史、生き物展示の変遷、ハゼの研究で知られる上皇さまをはじめ同館を訪れた皇室の方々、近隣の海などで捕獲されて持ち込まれた珍しい生き物などを計100点以上の写真とパネルを使って紹介している。

期間中の来館者(団体を除く)には、50周年記念のマンボウキャラクターシールをプレゼント。缶バッジがもらえる子ども限定のスタンプラリーもある。

同展を担当した飼育員の杉山弘樹さん(31)は「今と昔の水族館を見比べたり、今では見られない生き物をコメントと共に見てもらい、50年の歴史を知ってもらいたい」と話した。