三重で55日ぶりに感染者、女性介護士が1カ月以上経て再陽性

【記者会見で、新たな陽性の確認を発表する三木次長=県庁で】

三重県は19日、津市内の50代女性介護士が新型コロナウイルスの検査で再び陽性になったと発表した。退院から1カ月以上を経ての再陽性。県内での陽性確認は55日ぶり、延べ46人となった。

県によると、女性は11日から息切れと動悸(どうき)があった。17日に医療機関を受診し、18日のPCR検査で陽性と判明。県内の医療機関に入院した。発熱はないが、現在も息切れなどの症状がある。

女性は4月9日に微熱などがあり、同14日に陽性と判明した。検査で2度にわたって陰性を確認し、5月13日に退院。今月11日から職場に復帰し、16日まで津市内の特別養護老人ホームで勤務した。

県は職場の同僚や入所者ら約60人を接触者として特定し、PCR検査を進めている。また、4月11日に感染が確認され、5月7日に退院した女性と同居する夫にも、あらためて検査する方針。

県は「外部から再び感染した可能性は極めて低く、体内にウイルスが残っていたと考えられる」とし、周囲に感染が広がった可能性についても「ウイルス量の少なさや行動歴を踏まえると、極めて低い」としている。

医療保健部の三木恵弘次長は19日の記者会見で、約1カ月間を経て再び陽性となったことについて「これだけ長い期間を経て再び陽性となるケースは、正直に言って全国でもほとんどない」と述べた。