滋賀の地蔵1900体に衝撃 尾鷲で金子さん写真展

【写真展「風車とよだれかけ」を開いた金子さん=尾鷲市向井の県立熊野古道センターで】

【尾鷲】三重県伊勢市大湊町のアマチュアカメラマン、金子政文さん(72)が、滋賀県愛荘町の金剛輪寺に3年間通って撮影した写真を展示する「風車とよだれかけ」が、尾鷲市向井の県立熊野古道センターで開かれている。28日まで。入場無料。

金剛輪寺は、滋賀県湖東地域にある3つの天台宗寺院の総称「湖東三山」の一つ。参道などには参拝者らが奉納した約1900体の地蔵が並び、地蔵には参拝者らが作ったよだれかけがかけられ、おもちゃや生花に見立てた風車が供えられている。

金子さんは観光で金剛輪寺を訪れた際、ずらりと並ぶ地蔵に衝撃を受けた。年に4―5回、伊勢から通い続け、約1万枚以上を撮影した。

会場には、紅葉の中にたたずむ地蔵や夏の法要で、地蔵がろうそくの明かりに照らされた幻想的な写真などワイド四つ切り判102点が並ぶ。金子さんは「金剛輪寺に行ってもらい、心を癒やしてほしい」と話していた。

熊野市井戸町の市文化交流センターでも、7月1―21日まで同写真展を開く。