医療少年院で「母親代わりに相談」 22年間篤志面接委員の平賀さんに春の褒章伝達

【島院長から褒章の伝達を受ける平賀さん(右)=伊勢市小俣町の宮川医療少年院で】

【伊勢】三重県伊勢市浦口の平賀淳子さん(68)が、長年にわたり宮川医療少年院(同市小俣町)でボランティアの篤志面接委員を務めたとして今春の褒章で藍綬褒章を受章し、少年院で19日、伝達が行われた。

宮川医療少年院は、おおむね12―20歳の知的障害などがある非行を犯した少年が在院し、更生に向けた教育や社会復帰のための支援を受けている。

平賀さんは、平成10年から22年間にわたり篤志面接委員を務め、月に2回、面接希望者から悩みや相談ごとを聞いて助言、指導を続けている。

褒章の伝達では、島陽一院長が平賀さんに章記を手渡し「長年、在院生に勇気を与え、更生に尽くしていただいている」と感謝した。

平賀さんは「少年たちの母親代わりとなって話を聞いてきた。自分も刺激をもらっている。今後も、受章に恥じない活動を続けたい」と話していた。

新型コロナウイルスの感染拡大を受け、東京都での伝達式が中止されたため、同少年院で受け渡された。