瀧さん夫妻が歌碑建立 波切、大王埼が題材の短歌 志摩観光PRに

【除幕式で若山牧水の歌碑と記念撮影する瀧勇さん(左)と泰子さん=志摩市大王町波切の波切神社で(瀧さん提供)】

【志摩】三重県志摩市の波切や大王埼を題材に詠んだ短歌を刻んだ歌碑2基がこのほど、同市大王町波切の波切神社と八幡さん公園に建立された。

歌碑は高さ60センチ、幅85センチで黒御影石製。同神社には、旅や酒、自然を愛した歌人として知られる若山牧水(1885―1928年)が詠んだ「日の岬 うしほ岬は 過ぎぬれど なほはるけしや 志摩の波切は」の歌碑を設置。岐阜県出身の歌人、黒田淑子さんの短歌「崖の上の 大王埼に わが立てば 二つの灘は 沖に連なる」の碑は同公園に建てられた。

寄贈したのは、同市観光ガイドの会「志摩の国・案内人」でボランティアガイドを務める同会代表の瀧勇さん(76)、泰子さん(77)夫妻=同町船越=。市内には歌碑や句碑が42基あるが大王町には1基もなかったことから、市の観光に役立てたいと寄贈を企画。昨年9月頃から準備を進め、今月13日に関係者約30人が出席して除幕式が行われた。

瀧さん夫妻は「たくさんの人に歌碑のある場所に来てもらえれば。波切は二つの灘(熊野灘と遠州灘)がぶつかる所なので、出会いの場所としてPRしていきたい」と話していた。