亀山 3中学の完全給食求める 市民団体が署名活動 三重

【亀山、中部中学校の両校の完全給食の実施を求める署名を呼び掛ける曽我部会長(左)=亀山市江ヶ室1丁目で】

【亀山】三重県亀山市の市民団体「亀山の学校給食を考える会」(通称、じゃがまる会)の曽我部まゆみ会長ら6人は17日、同市江ケ室一丁目の亀山幼稚園の園外で、園児の保護者らに市内市立3中学校全校の完全給食を求める署名活動を実施し、155人分の署名を集めた。

3中学校のうち、関中はセンター方式で学校給食を実施しているが、中部中は平成21年10月から、亀山中は同23年4月から弁当と給食を選ぶデリバリー方式を取り入れ、両校とも生徒の約30%がデリバリー給食を利用している。文部科学省は、センター方式、自校式以外のデリバリー方式も学校給食として位置付けている。

市教委はこれまで、デリバリー方式の2校についてアンケートを実施し、デリバリー方式の利用生徒から「メニューの選択ができる」「栄養のバランスがいい」、弁当持参の生徒から「量が加減できる」「家庭で弁当を作ってもらえる」などの意見が寄せられている。

8歳と6歳の子どもの母親、大山啓子さん(32)=同市南野町=は「子どもが中学校に行くころには、自校式でもセンター式でもよいので、生徒皆が一緒に同じ物を食べる給食にしてほしい」と話していた。曽我部会長(35)は「子どもの成長期に学校給食は、食育の面で一番重要。3中学校の生徒に不平等があってはならない」と署名を呼び掛けていた。

同会は署名活動を市内各所で8月20日まで実施し、集まった署名をまとめて市教育長に手渡すという。これまで約700人分の署名が集まっている。