三重化学工業 保冷剤付きマスク開発 コロナと熱中症に対処 三重

【保冷剤付きマスクを示す山川社長=松阪市役所で】

【松阪】三重県松阪市大口町の保冷剤メーカー「三重化学工業」の山川大輔社長は16日、同市役所で竹上真人市長と面会し、新開発した「保冷剤つき快適マスク」を披露した。新型コロナウイルス感染症と熱中症に対処する。

同社は保冷剤「スノーパック」を製造し、医療機器も手掛けている。マスクは兵庫県西脇市の女性用インナーウエアメーカー「ユタックス」と共同開発し、同社がインナーに使っている伸縮性のあるナイロン・ポリウレタン素材を使用。保冷剤は縦10センチ、横4センチ、重さ20グラム。マスクの内側にポケット2個を付け、保冷剤2個が入る。冷たさは30分ほど持つ。

松阪市は平成29年度、公募で市内から1社選定し、製品開発から販売促進まで伴走支援する「ハンズオン支援」を開始。三重化学工業は第1号企業に選ばれ、この日は現状報告に訪れた。

山川社長は「マスクをしていると本当に暑い。保冷剤付きマスクで少しでも涼しく快適になっていただければ」とアピール。

装着した竹上市長は「冷やっとする。生地自体も呼吸しやすい。素晴らしい」と激励した。

マスク1枚と保冷剤4個をセットにして税別1600円。受注単位は20個。5千個限定で7月1日に発売し、予約を受け付けている。問い合わせは同社=電話0598(51)2361=へ。