伊勢の吹上町地区 防犯カメラを設置 公園や商店街、公道沿いに 三重

【設置するカメラ付きLED防犯灯を手にする堀﨑会長=伊勢市吹上で】

【伊勢】住民の安心安全につなげようと、三重県伊勢市の吹上町会は、地区内6カ所に防犯カメラを設置する。設置場所の一つの吹上児童公園で11日、式典が開かれ、町や市、警察などの関係者らが出席した。

設置するのは、LED防犯灯を兼ねた防犯カメラ。24時間作動し、録画データは1週間分を保存した後、上書きされる。画像は犯罪発生時のみ警察の立ち会いのもと確認できるとし、プライバシーに配慮した。設置場所は、空き巣や痴漢といった過去の町内の犯罪事案などを調べた上で、同公園や商店街、公道沿いなどに決め、今月に順次取り付ける。設置に携わった同町防犯パトロール隊の山本優さん(74)は「防犯のモデル地区にしていきたい」と話す。

伊勢市では防犯対策の一環として、自治会を対象とした防犯カメラ設置補助事業を今年度から実施している。カメラ1台あたりの設置費用の半分(上限15万円)を補助するもので、同町会もこの制度を利用した。

町会の堀﨑萱二会長(83)は「カメラを設置することで、犯罪の抑止力になる。プライバシーを保護しながら町民の安心を確保したい」と話した。