戦争遺跡、マップに 亀山の市民団体が5000部作成 市との協働事業 三重

【戦争遺跡マップを紹介する服部代表=亀山市東町の市市民協働センターで】

【亀山】三重県亀山市の市民活動団体「戦争遺跡に平和を学ぶ亀山の会」(服部厚子代表)はこのほど、亀山市と取り組んだ、平成31年度市民参画協働事業の成果として、「亀山市の戦争遺跡マップ」を5千部作成した。

A2判を三つ折りしたA4判の同マップは、市の歴史博物館が地図と写真を提供し、まちなみ文化財グループが協力。岩脇彰さんら会員がこれまでの研究資料をまとめ、編集した。市役所や市歴史博物館、市内小中学校、観光協会などに配布し、誰でも無料でもらえる。

マップは、第2次世界大戦時の同市能褒野町周辺の陸軍北伊勢飛行場や関町の鈴鹿海軍工廠関防空地下工場、北町の防空監視哨など14カ所を記し、当時の写真も載せた。また、終戦間際に同市天神町で米軍の戦闘機による民間人を乗せた「亀山列車銃撃」も紹介している。

服部代表は「まだまだ知られていない戦争遺跡を広く市民に知ってもらい、平和への意識高揚につなげたい。小中学校での平和学習の一助になれば」と話していた。