チョウザメ4匹、鳥羽水へ 松阪の南勢資材 村木さん寄付、飼育20年 三重

【鳥羽水族館のトラック水槽に移されるチョウザメ=松阪市上蛸路町の南勢資材で】

【松阪】ビニールハウスの施工を手掛ける「南勢資材」(三重県松阪市上蛸路町)の村木定郎名誉相談役(81)は11日、20年ほど趣味で飼育してきた体長約1・7メートルのチョウザメ4匹を鳥羽市鳥羽の鳥羽水族館へ寄付した。

村木さんは水産試験場でチョウザメを見て興味を持ち、岡山県の業者から体長約20センチの15匹を購入。会社の敷地に造った縦4メートル、横9メートルの大型水槽で飼ってきた。

餌は隣の水槽で養殖していたアマゴなど。村木さんの手から餌を食べるほど懐いていた。雷に驚いて水槽から飛び出して5匹が死んだ。キャビアは取ったことがない。

2年前の脳梗塞の後遺症で飼育が難しくなり、別れを決意した。同水族館で他のチョウザメと一緒に泳ぐ。

水族館の職員4人がかりでトラックの水槽に移し替えた。たもを入れるとおとなしく入り、持ち上げられていった。1匹40―50キロほどという。

村木さんは「愛着を持って育ててきた。皆さんに見てもらいたい」と話していた。