仕事と休暇「三重が最適」 小泉環境相に知事アピール

【「ワーケーション」をテーマに小泉環境相と意見交換する鈴木知事=三重県庁で】

鈴木英敬三重県知事は11日、小泉進次郎環境相とのウェブ会議に臨み、仕事と休暇を組み合わせる「ワーケーション」を巡って意見交換した。鈴木知事は、自然豊かな三重がワーケーションの場に最適だとアピール。小泉環境相は自治体と連携して、国立公園を活用したワーケーションの普及に努める考えを示した。

ワーケーションは、ワーク(働く)とバケーション(休暇)を組み合わせた造語。旅先で仕事をする新しい働き方として米国などで広まり、国内でも自治体が観光誘客の手段として普及を目指している。

鈴木知事は3月に都内のIT企業を大台町の宿泊施設に招くなど、ワーケーションの推進に取り組んでいると紹介。豊富な自然体験を生かし、家族連れでのワーケーションを呼び込む考えも示した。

その上で、ワーケーションの推進に向けた国の取り組みを省庁横断的に進めるよう要請。国立公園をワーケーションに生かす環境省の事業に県内の事業者が応募したこともアピールし、採択を求めた。

小泉環境相は「今回のコロナの対策で進んだリモートワークが国立公園でできるようになるはず」とした上で「まだワーケーションの認知は進んでいないが、ぜひ一緒に盛り上げよう」と語った。

「コロナ後の三重で始めるニューライフ」と一句を披露した鈴木知事に、小泉環境相が「コロナ後の地方で根付くワーケーション」と返す一幕も。小泉環境相は自らのワーケーションを「検討中」と明かした。