縮れて垂れる花びら 松阪花菖蒲70点を展示 三重

【咲き誇る松阪花菖蒲=松阪市本町の豪商ポケットパークで】

【松阪】松阪三珍花保存会(約30人、北村守彦会長)は10日、三重県松阪市本町の豪商ポケットパークで花びらが縮れて垂れる松阪花菖蒲(しょうぶ)の展示会を始めた。会員が丹精込めて育てた約70鉢を披露している。会期は14日まで。松阪花菖蒲は江戸時代後期、松坂城下の殿町に住む紀州藩士吉井定五郎がノハナショウブを品種改良して生まれた。いずれも花弁が縮れて垂れ下がる松阪撫子(なでしこ)、松阪菊とともに県指定天然記念物の1つ。

会場では白やピンク、紫の花が咲き誇り、優美な姿を見せている。会員らは「繊細な美しさをお楽しみください」と来場を呼び掛けている。

また同会有志は15日から21日まで、同市殿町の本居宣長記念館や歴史民俗資料館、松阪花菖蒲発祥の地などで展示する。