桑名 伊藤市長が3選出馬表明 コロナ対応、市総計を推進 三重

【本会議で次期市長選への出馬を表明した伊藤市長=桑名市議会議場で】

【桑名】三重県の伊藤徳宇桑名市長(43)=2期、同市矢田=は10日の市議会本会議で、11月22日告示、同29日投開票の市長選への出馬を表明した。伊藤市長は議案提案説明の最後に「新型コロナウイルスへの機動的な対応と持続可能なまちづくりに一層取り組む決意を胸に次世代への責任を果たす。市民の理解をいただければ次の4年間も引き続き先頭に立ち、全力を尽くす。次期桑名市長選挙に出馬する意向を固め、表明する」と述べた。

終了後に取材に応じた伊藤市長は、3期目の政策について「新型コロナ対応で命を守り、地域経済を取り戻すこと▽この4月から開始の市総合計画後期基本計画の着実な推進▽この2つを両輪で回すための確固たる財政基盤の確立―この3つにしっかりと取り組む」と強調。

落ち込みが予想される市税への対策については「進めて来た行財政改革の方向性は変えないが、歳出の改革に加えて歳入の確保も必要。コロナ後は企業が海外から国内に回帰する動きが予想されるため、市内への企業誘致促進を図る動きを具体化させる」とした。

この時期の表明については「かなり熟慮してきた。2月に自治会連合会から要請を受け、その後は命と暮らしを守る対策に注力して来たが、政府の緊急事態宣言が解除され、新たなフェーズに入ったことで、このタイミングになった」と説明。無所属での出馬で、政党推薦は「ご支援いただけるのであれば考えたい。こちらから求めるかも含め、考えている」とした。

伊藤市長は市議などを経て平成24年の桑名市長選で初当選し、現在2期目。早稲田大政治経済学部卒。市長選にはいまのところ他に出馬表明はなく、伊藤市長は「どなたかが出られても、実績を元に次の4年間取り組みたいことを訴える」と述べた。