仕事減の利用者を支援 玉城町が封入作業委託 身障者就労センターに 三重

【封入作業に取り組む「身障者就労センター上々」の利用者ら=玉城町役場で】

【度会郡】三重県の玉城町役場で9日、同町佐田の就労継続支援B型事業所「身障者就労センター上々」の利用者らが、町が子育て世帯へ送付する臨時特別給付金のお知らせの封入作業を行った。新型コロナウイルスの影響で利用者らの就労の機会が減った同事業所の現状を受け、町保健福祉課が作業を委託した。

同事業所では利用者らがうどんや焼き菓子の製造、野菜・果物の乾燥加工などを行っている。新型コロナ感染拡大に伴い、注文や販売できる場所が減少したほか、運営する食堂も5月中旬まで営業を休止。普段はやっていない布マスク作りに挑戦したりして頑張ってきたが利用者らの工賃も下がってしまったという。そんな状況を聞いた同課がコロナ対策の一環として、作業の委託を持ち掛けた。

この日は、利用者5人と職員2人が役場を訪れ、お知らせの用紙1200枚を4つ折りにして封筒に入れ、料金後納印を押すなど作業に取り組んだ。

中野雄広課長補佐は「自分たちのできることで少しでも利用者さんの役に立てれば。協力し合って今後につなげていきたい」、同事業所の職員、三橋愛子さんは「仕事をいただいてありがたい。環境が整えばできる仕事もたくさんあるので皆さんで助け合って乗り越えていきたい」と話した。