高校野球 来月11日開幕 三重県で独自大会 開会式は行わず

【独自大会の開催決定を報告する三重県高野連の岩出卓会長(右)=津市一身田上津部田の県総合文化センターで】

三重県高野連は9日、津市内で顧問会議を行い、新型コロナウイルスの影響で中止となった硬式野球の「第102回全国高校野球選手権三重大会」に代わる独自の大会「2020年三重県高等学校野球夏季大会」を7月11日から開催することを決定した。

会議後に会見した岩出卓会長は「甲子園大会がなくなった以上(特に高校3年生にとって)100パーセント満足といえるものではないが、高校3年間やってきたことの区切りとなり、次のステージに進むための大会になれば」と意義を強調した。

加盟校62校によるトーナメント戦で、試合は当初予定通りの3球場(四日市市営霞ケ浦、県営松阪、ダイムスタジアム伊勢)で土日曜・祝日に行う。準決勝、決勝は県営松阪球場で行い、決勝は8月2日を予定。雨天中止に備えて予備日を設けるが、最終日は8月10日とし、それ以降は打ち切りとする。

日本高野連が作成した新型コロナウイルス感染防止対策ガイドラインに沿って原則無観客で試合を行うが、控え選手や保護者の観戦は一定数認める方向。開会式は行わず、閉会式は簡略化して行う。熱中症対策で延長戦は10回からタイブレーク制を採用。投手には1週間500球以内の球数制限を導入する。

3年生を中心に出場機会を増やしてもらうため、試合ごとに選手の入れ替えを認める。ベンチ入り選手も例年の20人から25人に増やす一方で、試合中はベンチ以外に通路、ロッカールームなども活用してもらい、密集を避ける。

組み合わせは6月23日、役員らの代理抽選で決定。これまで秋季大会と春季大会の結果を基に決めていたシード校は今回は設定しないが、考査日程で参加校をグループ分けし、グループ別に抽選を行うという。

2020年三重県高等学校野球夏季大会日程は次の通り。

【1回戦】7月11、12、18、19日
【2回戦】7月23、24日
【3回戦】7月25日
【準々決勝】7月26日
【準決勝】8月1日
【決勝】8月2日
※予備日 8月8、9、10日