軟式野球「オール三重」始動 とこわか国体4強目指す

【初の合同練習を終え主将の松岡康典選手(ホンダ鈴鹿)を中心に集まるオール三重の選手ら=四日市市羽津甲の霞ケ浦第3球場で】

三重県軟式野球連盟が2021年の第76回国民体育大会「三重とこわか国体」に向けて立ち上げた成年男子県選抜チーム「オール三重」が6日、四日市市内で第1回の合同練習会を行った。2011年の山口国体でベスト4入りした県勢だが15年の和歌山国体を最後に本国体出場から遠ざかる。同連盟競技力強化副部長で、日立金属桑名を率いて東海選抜、東海五県大会優勝などの実績を持つ佐野孝一総監督は当面の目標に国体ブロック予選突破と全国ベスト4進出を掲げる。

県内10の実業団チーム、クラブチームに所属する24選手で発足。メンバーは同連盟強化部会が昨年までの公式戦を視察するなどして選んだ。高校・大学まで硬式野球で活躍した選手がほとんどで、最年長は社会人野球のホンダ鈴鹿でもプレーした月野貴章投手(ホンダ鈴鹿)の37歳。若手も岐阜・中京学院大時代に軟式野球の全日本大学選抜入りを果たし今春から社会人の浦田新太郎投手(テイ・エステック)ら即戦力級だ。

仕事や自チームの練習の合間に週1回集まり、合同練習など行う。今年2月に連盟主催で「出陣式」を開き、4月から活動をスタートさせる予定だったが、新型コロナウイルスの影響で5月いっぱいまで活動を休止していた。政府の緊急事態宣言解除を受けて、今月、最初の練習会実施にこぎつけた。

感染状況を見極めながら今後は月2回程度練習試合も実施する。主将で山口国体4強メンバーの松岡康典内野手(ホンダ鈴鹿)は「自分たちの能力を出せる雰囲気をつくり、負けないチームにしたい」と抱負。社会人2年目の木下亮大投手(NTN桑名)が「(ホンダ鈴鹿の)月野さんの野球に対する姿勢を見習いたい」と話すなど各自のレベルアップにも力を入れる。