かれんな黄色ヒメコウホネ 四日市の和無田池 スイレンと咲き競う 三重

【スイレンと咲き競うヒメコウホネの黄色い花=四日市市和無田町の和無田池で】

【四日市】環境省レッドデータブックで絶滅危惧Ⅱ類とされるスイレン科のヒメコウホネ(姫河骨)が、三重県四日市市和無田町の和無田池(周囲約160メートル、貯水量約5千立方メートル)で開花している。池中央の白やピンクのスイレンと、黄色いかれんなヒメコウホネの花が咲き競っている。

ヒメコウホネは浅い池や沼に生える多年生の水草で、浮葉はスイレンに似ている。6月から9月にかけて5個のガク片が花弁のように見える直径4センチほどの黄色いかれんな花を開く。根茎の内部は白く、乾燥すると動物の背骨に似ているところから名が付いたという。

和無田町の農家中田喜幸さん(68)は「自治会環境部を中心に地元住民が一丸となって池周辺を整備し、地域の貴重な財産として大切に保護しています。授業で見学に訪れる児童や、市外から撮影に来る人も増えています」と話していた。