小原一色川にアマゴ稚魚1万匹放流 いなべ、地元自治会と四日市の「フローラ」 三重

【アマゴの稚魚を放流する子どもら=いなべ市北勢町の小原一色川で】

三重県いなべ市北勢町の小原一色自治会(水本宗秋会長)と四日市市の天然植物薬品メーカー「フローラ」(川瀬善業社長)は6日、豊かな自然を取り戻そうと員弁川源流の小原一色川にアマゴの稚魚約1万匹を放流した。

アマゴの稚魚放流は、小原一色自治会とフローラが近年川の魚が激減している状況に危機感を持ち、昔のように豊かで清らかな川を取り戻したいと共同で計画。和歌山県新宮市の近畿大学水産研究所の協力を得て平成21年から始まり、今年で12回目を迎えた。

この日は地元住民や近隣の小中学生など約100人が参加。近畿大学水産研究所で7カ月かけて育てられた、体長約5センチのアマゴの稚魚を和歌山県新宮市から5時間かけてトラックで運搬。参加者は決められた放流地点で自ら持参したバケツでアマゴの稚魚を受け取り、次々に川へ放流した。

フローラの川瀬善業社長は「最近は釣り人からアマゴの量が増えてきたと聞く。どんどん小原一色川や地域がよくなってよそからも遊びにきてもらえれば」と話した。