「PCR検査で確認を」国の退院基準に指摘 新型ウイルス対策協議会

【新型コロナウイルス感染症の対策協議会で意見を交わす委員ら=県庁で】

三重県は5日、新型コロナウイルス感染症の対策協議会を県庁講堂で開いた。PCR検査なしでも退院を可能とする国の新たな基準に対し、委員からは「検査で確認してほしい」などと指摘の声が相次いだ。

協議会は3月に続いて2回目の開催。この日は県内の医師や看護師ら14人の委員が出席し、これまでの感染状況を確認した上で、第2波に備えて県内の検査体制や退院基準などを巡って意見交換した。

発症から14日間が経過するなどした場合は、検査なしでも退院を可能とした国の基準に、委員らは「重症だった人はPCR検査を優先すべき」「少なくとも一回は検査で陰性を確認してほしい」と指摘した。

鈴木英敬知事は協議会で「論理的に安全だからといって、安心できるかは別。退院基準も論理的には安全なのだろうが、それだけでは安心できない中、議論していただいた」と委員らの意見に理解を示した。