ウイルス感染差別を防止 三重県教委 人権学習指導資料を作成

三重県教委の木平芳定教育長は4日の定例記者会見で、新型コロナウイルスの感染者らに対する偏見や差別を防ぐため、人権学習指導資料を作成したと発表した。各校の授業やホームルームで活用してもらう狙い。

資料は全8ページで、小学校から高校まで児童生徒の発達段階に応じた学習内容を掲載。県内外の実例を基に作成した想定場面について対応を考えてもらい、偏見や差別を解消するための行動を促す。

資料は県内全ての小中高校と義務教育学校、特別支援学校に電子データで配布。5月26日に各学校や各市町教委に電子メールで送信した。県教委のホームページに家庭学習用の動画も掲載している。

木平教育長は「短い時間でも子どもたちが臨場感を持っていじめや差別という具体例をとらえ、自分の考えを整理したり、同級生の意見を聞いたりできるような形になっている」と説明した。