「バスタ」候補地に近鉄四日市駅 国プロジェクトが選定 三重

【「近鉄四日市駅周辺等整備事業」に関する報告を行った(左から)秋葉所長、森市長ら=四日市市役所で】

【四日市】三重県四日市市は4日、近鉄四日市駅周辺等整備事業に関連し、分散するバス停を集約して市が設置する予定のバスターミナルが、国が進める「バスタプロジェクト」の交通拠点「バスタ」の候補地に選ばれたと発表した。「バスタ新宿」を皮切りに全国約100カ所に設置する。

同プロジェクトは駅周辺に点在するバスやタクシーの施設を集約してバスタを設ける。運営や商業施設整備を民間で進め、バスタ同士を高速バスなどでつなぎ、「広域交通ゲートウェイ」とする。品川、三宮、新潟駅で事業化し、札幌、仙台駅で検討されている。

「近鉄四日市駅バスターミナル検討部会」(部会長・松本幸正名城大学教授)と「中央通り再編関係者調整会議」(座長・有賀隆早稲田大学教授)を設置し、事業化実現を目指して検討を進める。

記者会見した 三重河川国道事務所の秋葉雅章所長は選定理由について「駅周辺の整備構想が既にあり、国が入ることで社会的効果が高まると考えられる」と話した。

森智広市長は「国の直轄事業になれば再開発の力が増すので、中心市街地を劇的に活性化したい。リニア開通のインパクトを享受したい」と述べた。