コロナでも就職促進 三重県が初のオンライン就職説明会 13日から

新型コロナでも就活を止めない―。三重県と県産業支援センターは13日から、県内企業43社が参加したオンラインによる就職説明会を開く。新型コロナウイルスの感染拡大で従来の対面方式での説明会が困難になったことから、初のウェブ説明会となる。新卒、既卒問わず幅広い学生ら就職希望者の参加を求めている。

計7日間の開催日に各企業が30分間づつ、ライブ配信で会社の説明やPRを行う。視聴希望者はパソコンやスマホにウェブ会議システム「ズーム」のアプリを入れ、事前に申し込み・登録すれば自由に視聴できる。企業側から視聴者が見えないようにしているため「スーツ不要」で、気軽に企業の説明が受けられる。一方的ではなく、チャット機能を通じて視聴者から質問もできる。

毎年、四日市市や津市などで合同説明会を開催していたが、今年は新型ウイルスの影響で対面は中止し、オンラインに切り替えた。「コロナ禍で企業の採用余力があるか分からなかったが、募集の倍以上の企業から応募があった」と県産業支援センターの担当者。当初30社の募集に64社の申し込みがあったという。

参加企業急増の背景には、就活が活発化する3月以降、事実上説明会を開くことが出来なかったことや、県内の中小企業が単独でオンライン説明会を開くことが難しいといった状況があり、今回の県などの対応を「待ちに待っていた」(県雇用対策課)と歓迎する声が多いという。さらに全国の学生らに参加してもらえる可能性も広がる。一方、学生側もライブ配信を逃しても、動画は7月末まで視聴できる。

申し込み・登録はホームページ「みえのオンライン就職説明会」から可能。問い合わせは県産業支援センター雇用人材担当=電話059(253)3888=へ。