景況感、4カ月連続で悪化 5月の三重県内調査 帝国DB

帝国データバンク津支店が3日に発表した5月の三重県内景気動向調査結果によると、「景気が良い」と答えた企業から「悪い」と答えた企業を差し引いた景気DIは前月比2・3ポイント減の23・4だった。4カ月連続で悪化し、2カ月連続で30を下回った。同支店は「新型コロナウイルス感染拡大による緊急事態宣言により経済活動や個人消費が停滞し、景況感が一段と悪化した」とみている。

全国順位は前月から11下がって37位。前年同月(33位)も下回り、東海4県では最下位の愛知県に次ぐ低水準だった。

規模別では大企業が前月と比べて5・4ポイント減の32・4、中小企業は2・0ポイント減の22・0といずれも悪化。大企業と中小企業の規模間格差は10・4となり、前月から3・4ポイント縮小した。

業界別では、10業種のうち農林水産業と建設業以外の8業種で30を下回り、ほとんどの業界で低水準が続く。サービスや運輸・倉庫など4業種が前月より悪化。主要産業の製造は前月比4・9ポイント減の18・5で、20を割り込んだ。

同支店は「感染拡大に伴う外出自粛で経済活動や個人消費が停滞し、各企業は経営悪化が加速している」と説明。「景気の悪化により失業率の増加が懸念され、企業も今までとは違う経営業態を模索するなど厳しい局面が続く」との見通しを示した。