三重県職員ら募金総額3512万円に 新型ウイルス感染対策へ

三重県は3日、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて県職員や教職員から集めていた募金の総額が、3512万2134円となったと発表した。医療機関や福祉施設などへの支援に充てる。

県によると、募金は5月11―29日まで、県職員や小中学校と県立学校の教職員ら計2万1400人を対象に無記名で実施。学校や地域庁舎などの各職場で募金箱を回すなどして集めた。

一人当たりの寄付は、平均で約1640円。内訳は、県職員が1860万5750円、教職員が1651万6384円だった。部局や地域機関ごとの金額は集計していない。

東日本大震災の復興支援を目的として、平成23年に県職員を対象に実施した募金では約1千万円が寄せられた。戦略企画部は「少なくとも、ここ10年間に実施した寄付では今回が最高額」としている。

全額を県の基金に積み立てた上で、医療機関や福祉施設に配布する物資の購入などに充てる。放課後児童クラブの感染対策や外国人の児童生徒に対する学習支援への支出も検討しているという。

また、県民や企業から寄付を募る「新型コロナ克服みえ支え〝愛〟募金」は5月11日の募集開始以降、約3800万円が寄せられている。医療機関などへの支援に充てつつ、来年3月末まで募集を続ける。

鈴木英敬知事は3日のぶら下がり会見で「県職員や教育関係者の思いに心から感謝する。新型コロナウイルスによる影響が広範囲に及んでいることを実感してくれてのことだと思う」と述べた。