11人15本の研究掲載 松阪郷土文化会が会報発行 三重

【松阪郷土文化会の会報51号】

【松阪】三重県の松阪郷土文化会(岡本好雅会長、46人)はこのほど、会員の研究成果をまとめた「会報」51号(A5判、78ページ)を発行した。200部印刷し、半分を県内の図書館などへ寄贈した。

同会は明治33年創立の三重県史談会を前身として、昭和36年に現在の名称に改めた。会員の調査研究を発表する場として会報を年1回発行し、郷土の知られざる歴史や文化財を掘り起こしている。

51号は11人が15本を投稿。「会津落居後の北畠氏一族坂内氏の事」「松坂四代藩主古田重治 石見国浜田への道」「『関東の伊勢商人』調査ノート」など力作論考が並ぶ。

同市本町の非公開となっている三井家発祥地の「内部をこの目で見てみたい、そんな思いで仲間と現地を訪れた」という「三井家発祥地探訪」や、度会郡大紀町野添の山中にある本土決戦を想定した陣地を調べた「戦争遺跡 山に残るトーチカ」などの調査レポートを掲載している。

同会は「郷土の歴史文化に興味のある素人の集まりです。気楽に楽しく読める会報づくりを目指しています」として会員を募集している。