地域資源生かし新商品 すずか創造プロジェクト塾 5事業者が発表 三重

【約1年かけて開発に取り組んだ各事業者の新商品を見る末松市長(中央)=鈴鹿市役所で】

【鈴鹿】三重県鈴鹿市は2日、地域資源を生かした新たな市の名産品の開発に向け、令和元年度に実施した「すずか新商品創造プロジェクト塾」に参加した市内5事業者が考案した新商品5点を発表した。一部商品はすでに販売を開始している。

同プロジェクト塾は市と吉本興業、三十三フィナンシャルグループとの包括連携協定の一環として実施。よしもとプロダクツ物流センターの内田勝則エグゼクティブプロデューサーを講師に、和菓子製造販売業小原木本舗大徳屋長久、バイク部品加工販売業クラフトアルマジロ、製茶卸販売業グリーンライフ、みそ製造業東海醸造、洋菓子製造販売業ミルクの5事業者が「売れる商品づくり」を学びながら、約1年間かけて新商品開発に取り組んできた。

大徳屋長久は市の伝統産業鈴鹿墨の粉末を黒ごまに練り込み、寒天で固めた黒ごまプリンとくずで作った杏仁豆腐の2層でできた「おはぐろプリン」(1個270円税込)。

クラフトアルマジロのチタン加工技術を使ったアクセサリーは、アレルギーが出にくいチタンの特性を生かし、バーナーの火であぶった独自の発色が特徴。秋からの販売を目標にしている。

グリーンライフの市産茶葉を使った粉末茶「三得茶」は、急須が無くても飲めるスティックタイプ(0・7グラム×10本入り、600円税別)と瓶タイプ(1本40グラム入り、1700円税別)がある。

東海醸造は、市内の精肉販売業マトバと共同開発で、市産大豆で造った味噌に市内の自家牧場で育てたマトバ牛の肉を漬け込んだ「鈴鹿噌牛(かまびすうし)」(1箱300グラム、5700円税込)を作った。

ミルクの「鈴鹿焼き菓子詰め合わせ缶」は、鈴鹿墨や鈴鹿抹茶、東海醸造の味噌など市の特産品を使ったラスクやサブレ、など6種類の焼き菓子のセット。8月1日から発売予定。

同プロジェクトの認定商品には、PR用の認定シールが添付される。

各事業者から新商品についての説明を聞き、末松則子市長は「今後は私もセールスマンとして商品を持ち出し、大いに鈴鹿の地域資源の発信をしていく。市が責任を持ってみなさんのバックアップをしていきたい」と述べた。

販売は各店舗のほか、今後は市のイベントなどでもPRしていく。