菰野町が補正予算案 旅館やホテル支援へ 新型ウイルス対策 三重

【今年度6月補正予算について説明する柴田町長=四日市市役所で】

【三重郡】三重県菰野町は2日、厳しい社会情勢に対応するために必要な費用を計上した今年度6月補正予算案について発表した。一般会計は1億7012万円増額で、補正後予算額は181億9183万8千円。6月8日開会の町議会6月定例月議会に上程する。

主な事業として、観光業を守り、収束後に観光地に活気と賑わいを取り戻せるよう、旅館やホテルなどの経営安定化を図る「湯の山温泉旅館等宿泊業者支援事業」に4500万円、小中学校の就学援助を受けている児童生徒の保護者に子ども1人当たり5万円を給付する「就学援助児童、生徒支援給付金給付事業」に1600万円、同様に就学前児童の保護者で対象者に給付する「乳幼児家庭生活支援給付金給付事業」に1051万5千円、緊急小口資金等生活福祉資金の貸付を受けた人を対象に上限6万円で支援する「生活福祉資金応援給付金給付事業」に450万円、個人事業者が国の持続化給付金を申請する際に税理士などの有資格者に相談しやすい環境を整えるため、1人1万円を補助する「持続化給付金支援事業」に100万円、町の奨学金の利用者で、高校・大学などに在学している人、返済中の人を支援するため、1人3万円を支給する「奨学生等支援給付金給付事業」に69万円など。

記者会見した柴田孝之町長は、特別定額給付金は給付対象世帯の87%への振込が4日までに完了予定とした上で「コロナ対策は命と暮らしがキーワードだが、今は暮らしに重点を置くべき。特に支援が必要な人に厚く、きめ細やかに支援する。万が一予算が不足したら9月、12月議会で補正を組むし、来年は『さきめし券』の宿泊版も考えたい」と語った。