尾鷲のマダイ食べて コロナで打撃の養殖業者応援、地元スーパーなどで販売

【尾鷲産の養殖マダイを販売する特設コーナー=尾鷲市古戸野町の主婦の店セントラルマーケットで】

新型コロナウイルス感染症の影響を受け、出荷量が落ち込んでいるマダイ養殖業者を応援しようと、東紀州地域などのスーパー9店舗は、21の養殖業者が尾鷲市の尾鷲湾と賀田湾で育てたマダイの販売を始めている。

4月に加藤千速市長が尾鷲魚市場を視察。漁業関係者らから、宿泊施設や飲食店の休業により、魚の需要が落ち込んでいることなどを聞き取った。

これを受けて市は販路拡大に向け、尾鷲産養殖マダイの販売協力を、東紀州地域でスーパー7店舗を運営する主婦の店、イオン尾鷲店、プロマーケット津店に依頼。計9店で5月23日から土日を中心に、マダイの刺し身や切り身、アラなどを販売している。販売期間などは店舗によって異なる。

尾鷲市古戸野町の「主婦の店セントラルマーケット」では特設コーナーを設け、マダイの調理法の展示や、市海面養殖振興協議会と市が作成したマダイのPR動画を流している。

同店の濱戸宏哉店長は「尾鷲のマダイを地元の人に知ってもらい、地元を盛り上げていきたい」と話している。

市水産農林課は「市民の方にも尾鷲産のマダイを購入して応援してもらえれば」と呼び掛けている。

動画投稿サイト「ユーチューブ」の同市公式チャンネルでは、マダイの三枚おろしの動画を配信している。