志摩市立図書館改修が完了、お披露目で市長ら祝う

【改修工事が完了した新施設の前であいさつする竹内市長=志摩市立図書館で】

【志摩】三重県志摩市阿児町神明の市立図書館改修工事が完了し、同館で30日、新施設がお披露目された。新型コロナの影響で規模を縮小し、竹内千尋市長をはじめ市関係者や来賓ら約10人が完成を祝った。

平成6年に開館した旧施設の老朽化に伴い、昨年6月から改修工事に着工。設計費や建築工事費など総事業費約4億2262万円をかけて2月に完成したが、新型コロナの影響で式典は延期となっていた。

新施設は鉄筋コンクリート造り3階建て、建築面積約1592平方メートル、延べ床面積約2717平方メートル。書架の増設により16万冊の蔵書を有し、新たに読み聞かせコーナーやグループ学習室、交流スペースやテレビ会議システムなどを設置。全館Wi―Fi対応とし、照明のLED(発光ダイオード)化などユニバーサルデザインを取り入れた。

式典では、昨年12月に亡くなった志摩観光ホテル元総料理長の高橋忠之さんの特設コーナー設置に伴い、資料提供を受けた高橋さんの義理の弟で鳥羽グランドホテル支配人の米山渉さん(72)への感謝状贈呈や、テレビ会議のデモンストレーションなどが披露された。

竹内市長は「多くの皆さんに読書の機会を提供する知の拠点として活用してもらいたい」とあいさつした。