待ちわびたアユの友釣り解禁 三重の大内山川

【解禁となったアユの友釣りを楽しむ釣り人ら=大紀町柏野で】

【度会郡】三重県大紀町内の大内山川で30日、アユの友釣りが解禁された。今年は新型コロナウイルス感染拡大防止のため、当初予定していた今月16日の解禁日を30日まで延期。この日を待ちわびた釣り人らが早朝から川に入り、初釣りを楽しんだ。

大内山川漁業協同組合は解禁に先立ち、3―4月にかけて約30万匹の稚魚を放流。川の清掃活動に力を入れ、同町と災害協定を結んでパトロールカーを導入するなど、さまざまな取り組みを行っている。

渡邊典浩組合長は「4月末から雨が少なく水不足だがひと雨降れば川の状態も良くなる。解禁日が遅れた分、稚魚の成育や天然遡上(そじょう)も良好」と話す。

同町柏野の柏野大橋や阿曽の平瀬橋付近では、県内外から訪れた多くの釣り人らがおとりのアユを巧みに操り、大物を狙っていた。

桑名市の60代男性は「待ちに待った解禁日。毎年来ているが今年も楽しみたい」と話した。