感染発生地域へは移動自粛を 知事、県民に呼び掛け 三重

鈴木英敬三重県知事は29日の定例記者会見で、県境をまたぐ移動を可能とする6月1日以降も、新型コロナウイルスの感染者が新たに発生している地域への移動を控えるよう、県民に呼び掛けた。

県によると、県境をまたぐ移動自粛の呼び掛けは東京などの5都道県を除いて5月末で解除する。一方、北九州市で今月下旬から感染者が増加していることなどを受け、新たに呼び掛けることにした。

鈴木知事は、北九州市の感染状況について「28日に21人の感染者が確認され、この6日間で感染確認は43人に上った。感染経路不明が約半数を占め、予断を許さない状況」と指摘した。

その上で「感染者が発生している地域への移動は控えてほしい」と要請。「行き先の感染状況や指針に留意し、増加傾向が確認される場合は、一度立ち止まって考えてもらいたい」などと述べた。

一方で「移動自粛の呼び掛けを、北九州市に限って継続するわけではない」とし、呼び掛けの位置付けは「注意喚起」だと説明。「移動自粛に比べれば少し緩い位置付けになると思う」と語った。