市職員、感染対策学ぶ 鈴鹿市が避難所派遣研修会 三重

【感染対策症対策グリーンボックスの中身を説明する防災危機管理課職員=鈴鹿市役所で】

【鈴鹿】三重県鈴鹿市は29日、同市役所で今年度の避難所派遣職員研修会を開き、参加した市職員が避難所での新型コロナウイル感染症対策などを学んだ。

災害発生時に各避難所の開設担当となる避難所派遣職員は約120人。同研修会は未経験の職員を中心に毎年実施しており、今年は25日から4回に分けて実施。4日間で計67人が参加した。

最終日のこの日は12人が参加。防災危機管理課の職員5人が講師役を務め、今年度は新型コロナウイルス感染症予防対策として、避難所での密状態を避けるため、開設する避難所の数を通常の27カ所から33カ所に増やすことや、開設時にはアルコールやサージカルマスクなどの必需品をまとめた「感染症対策グリーンボックス」を持って行くことなどを説明。

新たに加わる業務として消毒液などの設置、避難所の換気、非接触型体温計を使った避難者への体調の聞き取りなどを挙げた。

参加者らは熱心にメモを取りながら話を聞き、ほかにも、屋内に設営して感染者の隔離などに使用する2人用のポータブルテントや段ボール製ベッドの設置実演などを見学した。

参加者の一人、議事課の酒井今日子さん(33)は「コロナのこともあり例年とは違い改めて学ぶことも多かったが、感染症が拡大しないよう最初の体調確認が大事だと再認識した」と話していた。