カツオ生節の生産ピーク 尾鷲・大瀬勇商店 「脂の乗り良好」 三重

【せいろに並べられたカツオ生節=尾鷲市中井町で】

【尾鷲】三重県尾鷲市栄町の「大瀬勇商店」の加工場(同市中井町)で、カツオ生節の生産が最盛期を迎えている。

尾鷲港などに水揚げされたカツオを3枚におろし、熱湯で2時間ほどゆでた後、水で洗いながら一つずつ丁寧に骨を抜いてせいろに並べ、ウバメガシとサクラの木を燃やした煙できつね色になるまでじっくりといぶす。

3月上旬から生産を始めたが、新型コロナウイルス感染症の影響で、4月半ばから約1カ月生産を中止した。昨年は約6千本を生産したが、今年の生産量は約5千本を見込んでいるという。

大瀬勇人社長(60)は「カツオの脂の乗りは良く、今年もおいしい生節ができている」と話していた。