読書活動で文科大臣表彰 鳥羽高とおはなしの会が受賞 三重

【子供の読書活動優秀実践校・団体の文部科学大臣表彰を受けた受賞者らをたたえる中村市長(右)と小竹教育長(左)=鳥羽市役所で】

【鳥羽】令和2年度子供の読書活動優秀実践校と同優秀実践団体として文部科学大臣表彰を受けた、県立鳥羽高校と鳥羽おはなしの会「ミルキーウェイ」が28日、三重県の鳥羽市役所を訪れ、中村欣一郎市長と小竹篤教育長に受賞を報告した。

文部科学省では平成14年度から、子どもの読書活動推進を目的に特色ある優れた取り組みを行っている学校、図書館、団体・個人を表彰している。

同校では教員と学校司書が連携して授業に必要な図書資料を生徒に紹介し、手に取りやすいように配置を工夫。全生徒が対象の読書習慣キャンペーン、文芸部員を中心としたビブリオバトル、俳句展示や元号予測、文化講座といった企画展示などに取り組み、生徒の読書活動を推進した。

同会は平成4年、鳥羽市立図書館であったストーリーテリング講習会をきっかけに職員と受講生で発足。会員12人が同図書館や鳥羽、志摩、伊勢市の小学校でおはなし会を開き、皇學館大学司書教諭課程のゲストティーチャーを務めるなど、読書活動の普及や後進の育成に尽力している。

同校の角屋貴久校長、学校司書の加藤美貴子さん(42)と同会の鬼藤千代子代表(58)らが受賞を報告。中村市長は「子どもの読書活動や地域に貢献してもらいありがとうございます」、小竹教育長は「子どもたちにダイレクトに響く活動。市としても読書活動を進めていきたい」とたたえた。

鬼藤代表は「28年やってきたがこの賞をいただき励みになった。地道な活動だがみんなで楽しみながら続けていきたい」、加藤さんは「今後は生徒の学びにつながるような地域連携を模索したい」と話した。