松阪 障害のある芸術家支援 中山酒造オリジナルラベル 三重

【オリジナルラベルの特別純米酒「白米城」を披露する中山代表取締役(左)と川上さん=松阪市役所で】

【松阪】三重県松阪市小阿坂町の中山酒造はこのほど、障害のある芸術家を支援する同所のNPO「希望の園」の作家3人が描いたオリジナルラベルの特別純米酒「白米城」(720ミリリットル、税別3千円)を発売した。売り上げの一部を同園の創作支援に充てる。

ラベルには同市の川上建次さん(66)の「ボレロ」、伊勢市の岡部志士さん(25)の「コンポジション」、同市のJuriさんの「ジュリアス」を使った。川上、岡部さんの作品はいずれも県展入選作。

同園には約40人の身体・知的障害のあるアーティストが在籍。国内外の展覧会へ出展し、企画展や個展を開いている。

同社は3年前に火災に遭ったが、焼け残った蔵で酒造りを継続し、今年創業200周年を迎えた。

脳性まひの川上さんは自作のラベルが入った酒瓶を手に「うれしいです」と喜んでいた。

同酒造の中山正昭代表取締役(61)は「辛口のしっかりした味。飲んで楽しむだけでなく、見て楽しむのもあっていい」とアピールしている。

注文は松阪市大口町のキタムラ酒店=電話・ファクス0598(51)3622=へ。