部活動、段階的に再開を 三重県教委通知、公式戦は7月から

【記者会見に臨む木平教育長=三重県庁で】

三重県教委は29日、新型コロナウイルスの感染拡大で休止していた部活動を6月1日から段階的に再開するよう県立学校や市町教委に通知した。12日までは校内での活動に限定し、県内で開かれる公式試合や公式大会への参加は7月1日以降としている。

約3カ月間の休校で運動不足によるけがが懸念されることから、6月1日以降、段階的に実施するよう指示。県内での合同練習や練習試合は6月13日、県外の練習試合に日帰りで参加するのは同月19日、宿泊を伴う県外の練習試合は7月10日から認める。

感染拡大を防ぐため、可能な限り屋外で活動し、体育館などの屋内で実施する場合は小まめな換気をするよう要請。身体的な距離を保つため、少人数での実施も指示した。一方、屋内で密集する激しい運動や用具の不必要な使い回しなどは避けるように求めた。

県教委保健体育課は、一部で授業を中止する動きがみられる水泳については「水を介して感染するという報告事例はない。水泳自体は禁止しない」と説明。「更衣室での密集や消毒不足の問題、練習方法の課題を踏まえて対応することになる」としている。

木平芳定教育長は記者会見で「県の部活動のガイドラインと文科省の衛生マニュアルを踏まえて部活動を運営する」と説明。部活動の再開に当たって「児童生徒に過度な負担のかかる活動を控え、安全を第一に考えながら段階的に実施する」と述べた。