幸福感、前年と同じ6.69点 県民意識調査、10点満点で 三重

鈴木英敬三重県知事は29日の定例記者会見で、県民を対象に1月から実施した「みえ県民意識調査」の結果を発表した。幸福感の平均値は、前年と同じ6・69点。有効回答率は過去最低の47・5%となった。

調査は県民の意識を県政運営に生かすことを目的として、平成24年から年に1回のペースで実施し、9回目。無作為に選んだ18歳以上の県民1万人にアンケート用紙を郵送し、回答を依頼している。

調査結果によると、幸福感を10点満点で尋ねたところ、回答の平均値は6・69点となり、初回の調査より0・13点高かった。「8点」と回答した割合が23・1%で最多。「7点」と「5点」が続いた。

「SDGs」(持続可能な開発目標)と、超スマート社会の実現を目指す「ソサエティ5・0」の質問を新設。77・6%が「SDGsを知らない」、84・1%が「ソサエティ5・0を知らない」と回答した。

今回からウェブサイトからの回答も受け付け、若年層の有効回答率は約3倍となったが、全体としては3年連続で減少。前年に続いて過去最低を更新した。有効回答率は初回の57・1%以降、減少傾向にある。

鈴木知事は会見で「コロナへの不安があっても幸福感が変わらなかったことは一つのポイント」と説明。有効回答率については「若者で上がったことはうれしいが、向上する仕組みを検討したい」と述べた。