暴力団組員の男に実刑 覚せい剤や拳銃など所持 津地裁四日市支部 三重

覚醒剤や自動拳銃、脇差などを所持したとして、覚せい剤取締法違反(営利目的所持)や銃刀法違反、火薬取締法違反の3つの罪に問われた四日市市中川原一丁目、特定抗争指定暴力団山口組三次団体組員・大松直人被告(41)の判決公判が28日、三重県の津地裁四日市支部であり、手﨑政人裁判長は懲役7年6月、罰金80万円(求刑・懲役9年、罰金80万円)の実刑判決を言い渡した。

判決理由で手﨑裁判長は「平成30年頃から覚醒剤の密売を始め、同年7月頃からは内妻と共に密売を繰り返した職業的な犯行」と指摘。「複数の前科を有するだけでなく、暴力団組員として本件各犯行に及び、再犯の恐れが否定できない」と述べた。

判決などによると、大松被告は内妻と共謀し、昨年11月26日、同市の自宅で密売用の覚醒剤約44グラムを所持した。同年12月14日には同市室山町の実父宅に自動拳銃1丁と実弾5発、不発実包1発、刃渡り約45センチの脇差1振を保管していた。

この事件を巡っては、大松被告の内妻が3月、覚せい剤取締法違反(営利目的所持)の罪で懲役2年6月、罰金50万円の実刑判決を受け、同月26日付で名古屋高裁に控訴している。