
【鳥羽】三重県鳥羽市はこのほど、新型コロナウイルス感染症に関する行政サービスを市民に分かりやすく提供するため、動画配信サイト「YouTube」に公式チャンネルを立ち上げた。
各種給付金や貸付制度の発信に向け、同市では課をまたいだ情報発信部会を設置。これまで単発で利用してきたYouTubeアカウントを整理した。
企画財政課の木下大輔さん(25)と観光課の澤原真理さん(29)の2人が動画の撮影、編集、出演を担当。感染症対策に関するニュースや市消防本部の消防隊員の協力による体操動画など、1―3分程度の動画19本を配信してきた。
15日から配信し、27日現在の登録者数は約70人。今後は毎日1本ずつ配信し、人口約1万8千人の1割に当たる1800人の登録者数を目指す。
木下さんは「難しい専門用語を市民目線で伝える大切さを実感した」と語り、澤原さんは「分かりやすいという反応を聞くとうれしい。今は観光誘客が難しい時期だが今後も市内外に向けてPRしていきたい」と話していた。
URLは鳥羽市YouTubeチャンネル=https://www.youtube.com/user/kohotoba/=。