鈴鹿市が補正案 プレミアム商品券発行 学校への端末導入前倒し 三重

【プレミアム付商品券「鈴鹿まるごと応援券 すずまる」について説明する末松市長=鈴鹿市役所で】

【鈴鹿】三重県の末松則子鈴鹿市長は28日の臨時記者会見で、新型コロナウイルス感染症で停滞する経済活動に伴う市独自の経済対策として、プレミアム付き商品券「鈴鹿まるごと応援券 すずまる」を8万冊発行すると発表した。関連予算を含む総額11億9538万円を一般会計補正予算案として、6月4日から始まる市議会6月定例議会で上程する。

商品券の発行は鈴鹿商議所青年部との協働で実施。事業費として2億3千万円を計上する。

500円券15枚セットを一冊にした額面7500円を5千円で販売する。市民や市内への通勤、通学者が対象で、1人4冊まで購入できる。7月初旬から購入希望者を募り、応募多数の場合は抽選。使用期限は8月7日から令和3年9月30日まで。

使用対象となる市内事業者は今後選定。スーパーや量販店などを除いた業種から募集する。

また、今年度から3年計画で予定していた児童生徒1人1台の端末導入計画を前倒しし、新たに7721台を購入する事業に5億9078万円を計上。今後のさらなる臨時休業などを想定し、オンライン授業に対応できる仕組み作りを進める。

緊急雇用対策として、市内小中学校で教室の消毒や授業で使用する教材の印刷、配布物の仕分けに従事する会計年度任用職員として計10人を早ければ7月から雇用する。事業費は541万円を計上。

財源は財政調整基金から約6億300万円、国や県からの補助などで約5億9千万円を充てる。同基金の残高は約28億円。

末松市長は「コロナ対策の補正予算第2弾は経済対策に力を入れた。市内の経済を取り戻すためにも目玉はプレミアム商品券。活用してもらい、新しい生活様式の中で少しでも景気回復につながれば」と述べた。