志摩の藤和電子 消毒用自動噴霧器を寄贈 三重

【消毒用の自動噴霧器「リキッドジェット」を竹内市長に寄贈する芳森社長(左)=志摩市役所で】

【志摩】三重県志摩市阿児町神明で機械部品を製造している藤和電子は26日、自社製造している消毒液を自動で噴出する人感センサー付き装置「リキッドジェット」10台(計約18万円相当)を市に寄贈した。

同装置は約13センチ四方の立方体型。10センチほどの高さから手をかざすと自動的に微量(約0・08ミリリットル)の消毒液を噴霧するため、直接触れる機会が減り、無駄なく活用できるという。

神戸市の開発会社「ライズテック」が企画し、藤和電子が製造を請け負う形でインターネット販売を中心に昨年5月に発売。当初はスーパーの食料品売り場などで使う「指ぬらし機」として開発を進めていたが、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う需要から消毒用の噴霧器として転用した。

1回の補充で約1000回噴霧することが出来る。また単一乾電池2本を電力としており、災害時の避難所などでの利用も可能という。

市役所を寄贈に訪れた芳森智社長は「市への貢献として何か手伝えることはないかと考えていた。市役所から衛生予防に役立てて欲しい」と話した。

竹内千尋市長は「魂こもったものづくりの会社が志摩にあることは誇り。必要な場所に配置していきたい」と感謝を伝えた。