いなべ市が2089万円補正案 「性の多様性」で条例制定も 三重

【記者会見する日沖市長=いなべ市役所で】

【いなべ】三重県いなべ市は26日、今年度の補正予算案について発表した。一般会計は2089万9千円増額で、補正後予算額は、258億4146万2千円。6月2日開会の市議会6月定例月議会に、補正予算案を含む11議案と報告4件、計15件を提出する。

主な事業として、マイナンバー・通知カード廃止など戸籍住民台帳事務費用として2179万4千円、低所得者の保険料を軽減する介護保険制度事業に1101万4千円、健康運動指導者育成講習会や市民プール運営方法について指導出来る人材を募集する地域おこし協力隊事業に336万4千円など。

条例は、未婚のひとり親に対する税制上の措置及び寡婦(寡夫)控除の見直しなどを行う条例改正、性の多様性を認め合う社会を実現するための条例制定、地方自治法などの改正に伴い、内部統制方針策定、監査制度強化、地方公共団体の長などの損害賠償責任の見直しなどを行うための条例制定など。市によると、性的マイノリティの者がパートナーとして継続的に共同生活を行っていることなどを宣誓する制度について、県内では伊賀市が要項に定めているが、条例として制定するのは同市が初めて。

記者会見した日沖靖市長は「高齢者が週2回運動に取り組む『元気づくり』の活動を二方向で改革する。一つはデータを取りビッグデータ化し全国に活動を広める。もう一つは健康運動指導士の研修会にアドベンチャープログラムを取り入れ、中学生や働く世代も含め、全世代が楽しく運動に取り組めるようにしたい」と述べた。