三重県、来月に越境移動可能に 知事見通し、指針改定へ 5都道県往来は自粛

【ぶら下がり会見で、宣言の全国解除を評価する鈴木知事=三重県庁で】

政府が新型コロナウイルスの感染拡大に伴う緊急事態宣言を継続していた東京など5都道県で解除することを受け、鈴木英敬三重県知事は25日のぶら下がり会見で、県境をまたぐ移動自粛の呼び掛けを今月末で解除する一方、これら5都道県との往来については6月18日まで控えるよう呼び掛ける見通しを示した。

県は26日に対策本部員会議を開き、政府が宣言の全国解除に当たって改定する基本的対処方針を踏まえて県の指針を改定する方針。この後、鈴木知事が県民への新たな呼び掛けを発表する。

鈴木知事は宣言の全国解除を受け、県境をまたぐ移動自粛の呼び掛けについては「3密回避の徹底と新しい生活様式の実践が前提」とした上で、今月末での解除を想定していると明らかにした。

県内での移動についても「3密」が発生しやすい場所などへの訪問を今月末までは控えるよう呼び掛けてきたが、6月1日以降の対応は「政府の基本的対処方針を見た上で判断する」と語った。

ただ、5都道県との往来は「おおむね3週間ごとに感染状況を評価して段階的に緩和する」との基本的対処方針案を踏まえ、6月18日までは自粛を呼び掛けることを検討していると明かした。

宣言の全国解除は「直近のデータを見れば妥当」と評価しつつ、神奈川と北海道では解除の目安となる基準を完全にはクリアできていないと指摘。「気を緩めず取り組むことが必要」と語った。