医療従事者にコーヒー贈呈 伊勢のなかむら珈房 三重

【原院長にコーヒーを届けた中村さん(左)=伊勢市楠部町の市立伊勢総合病院で】

【伊勢】三重県伊勢市河崎の自家焙煎のコーヒー専門店「なかむら珈房」は20日、新型コロナウイルスの影響で厳しい環境に置かれている医療従事者に「コーヒーの香りで安らぎを」と、市立伊勢総合病院と伊勢赤十字病院に、自家焙煎のドリップバッグコーヒー1500パックずつを贈った。

同店代表の中村雅則さん(73)と息子で焙煎士の純也さん(37)が、各病院に届けた。

寄贈は、純也さんが他県の焙煎士仲間と取り組んだ「meets coffeeプロジェクト」の一環。焙煎技術を競う2017年全国大会で3位となった純也さんと、優勝した沖縄県の焙煎士、準優勝の兵庫県の焙煎士の3人によるプロジェクトで、感染拡大が続く中「コーヒー屋にできることは何か」とコラボ商品のコーヒー豆をオンラインで販売。その売り上げ金のすべてをドリップバッグに換算し、それぞれ地元の医療機関に贈る。

伊勢総合病院では、原隆久院長が受け取り「職員は日々心身をすり減らしながら頑張っている。おいしいコーヒーは至福の時となる」と感謝した。中村さんは「日夜奮闘する医療従事者に、1杯のコーヒーでほっとひと息ついてもらえたら」と話していた。