高卒採用枠の維持を 三重県教委、労働局長ら要請 県内経済団体に

新型コロナウイルスの影響で求人数の減少が懸念されるため、三重県教委の木平芳定教育長は21日の定例記者会見で、県内16の経済団体に対し、高校卒業予定者らの就職活動に向けて採用枠の維持などを西田和史三重労働局長らと連名で要請すると発表した。

要請書では、採用枠の維持▽例年と同じ時期の求人票の提出▽資格・認定試験の延期や中止で受験できなかった生徒への配慮―の3点を求める。西田局長のほか、県雇用経済部長を兼ねる廣田恵子副知事や岡村順子環境生活部長も名を連ねる。

要請先は、県経営者協会や県商工会連合会、県中小企業団体中央会、県商工会議所連合会、県内12の商工会議所。木平教育長と西田局長らが27日以降、各団体の代表者を訪問し、要請書を手渡す予定。

県教委によると、高校卒業予定者らを対象とした求人の受け付けは6月1日に開始。7月1日から各学校に企業の採用情報に関する連絡が入り、9月16日から選考が始まる。すでに一般向けの求人で、2―3月にかけて求人数の減少がみられるという。