県外移動、引き続き自粛を 新型ウイルス 三重県知事「ゴールはまだ先」

【ぶら下がり会見で、県境をまたぐ移動の自粛を呼び掛ける鈴木知事=三重県庁で】

政府が新型コロナウイルスの感染拡大に伴う緊急事態宣言を大阪、京都、兵庫の3府県で解除することを受け、鈴木英敬三重県知事は21日のぶら下がり会見で「ゴールはまだ先」とし、宣言が解除される3府県を含めて県外への移動は引き続き自粛するよう、県民に呼び掛けた。

鈴木知事は3府県の宣言解除を「データを慎重に検討した結果で、妥当だと思っている」と評価。「三重は3府県のいずれとも交流が深い。宣言の解除を好意的に受け止めている」と述べた。

一方で「3府県で(新たな)感染者がゼロになったわけではない」と指摘。「宣言が全ての都道府県で解除されるまでの間は、県境をまたぐ移動を控えていただきたい」と県民に呼び掛けた。

吉村洋文大阪府知事が十分な対策を取れば営業再開は可能との認識を示した「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン」(大阪市)についても「行きたい県民もいると思うが、少し我慢してほしい」と語った。

県は3府県の宣言解除や改定後の基本的対処方針を踏まえ、22日に感染拡大防止の指針を修正する。宣言の解除が一部地域に限られるため、政府の大幅な方針変更がなければ修正は軽微にとどめる方針。